mengineer's blog

ニッチなネタばかりですが。

JAISDK CXPカメラをつなぐ

約一年前、こんなネタを書きました。 mengineer.hatenablog.com

今回はCXPのカメラをつないでみます、当然CXPのボードも必要、
下記のActiveSiliconのボードを使用しました。 www.activesilicon.com

このボードのインストール、設定等は終わっているという前提で、
JAISDKでの設定内容などを見ていきましょう。

CXP関連の設定

USB3同様です、JAISDKツールで右上のSettingのアイコン(赤枠)をクリックします。

f:id:mengineer:20160525113356p:plain

32-bitもしくは64-bit(インストール環境)のFactory Transport Layers
というセクションを開くと、色々なTransport Layersが表示されます。

今回はActiveSiliconのボードを使うので、”Active_Silicon_FireBird”を開きます、
他のボードを使う場合は、その下のAvalData、BitFlow、Euresys等を参照。
(使ったことは無いですが、同様の手順になると思います) f:id:mengineer:20170721093745p:plain

EnabledをFalse→Trueに変更後、”Save and Close”を押します。 f:id:mengineer:20170721093826p:plain

設定が変更された(ActiveSiliconのボード接続が有効になった)ので、
ボードにカメラを接続後、下記で”はい”を選択します。 f:id:mengineer:20170721093525p:plain

カメラが認識され、他のIF同様、画面左側の列に情報が表示されます、
DeviceLayer → InterfaceLayer → TransportLayerの順で、
InterfaceLayerはこんな感じの情報 f:id:mengineer:20170721094239p:plain

TransportLayerはGenTLの部分ですね。 f:id:mengineer:20170721094326p:plain

各項目の説明は、GenTLの規格書を見れば載っているのですが、
普通にカメラを接続して使う分には、意識しなくて大丈夫です。